2017/07/15 14:25:41

のび

2017年07月15日 14:25



死線をさまよった、というのは言い過ぎなのかもしれないけれど、
彼岸を垣間見たような気がしてなりません・・・。

息子のテニスの試合を応援するために、自転車で岡崎から蹴上を抜けて山科へ向かう途中のことでした。
蹴上の坂を登りきってくだりに差し掛かり、少し勢いをつけようと上体をあげて漕ぎ出そうとしたとき、
前輪が小さな石に乗りあがり、そのまま前のめりに自転車ごと、身体が浮き上がりました。


気が付いたときには、Tシャツもズボンも血まみれで、僕は岡崎の動物園の向かい側で
歩道がなくなったので、自転車からおりて、電話を家にかけなきゃと思い立ち止まりました。
帽子にも血がついていて、どうやらおでこのあたりから血が流れているようです。

今日は暑くなりそうだったので、リュックにタオルをいれてあったのを思い出して、顔の血を拭いました。
血はまだ少し出ていましたが、もうとまりかけていたようです。

どうして血まみれで、その場所にいるのかよくわかりませんでした。
とにかく家に早く帰りたいと思いました。


あとになって記憶を整理してみると、蹴上で転倒しかけたのを思いだいました。
そのあとの記憶が曖昧です。
夢の中、夏の日差しをあびながら森の中を自転車でこいでいたような気がします。
どこを走っているのか定かではないのですが、家に帰りたいと思っていました。


家に帰り、奥さんに応急処置をしてもらってからタクシーで救急病院へ行きました。
2時間近く待たされて簡単な治療を受けてバスで家に戻る途中です。

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